新築のような家

家が立ち並ぶ住宅街

賃貸住宅を経営するに際し、建物が古くなるにつれて家賃を低めに設定しなければならないとうのは一般則になっています。完成してから時間が経てば経つほど住戸には傷みが目立つようになりますし、設備も旧式化・陳腐化していきます。また間取りも最新のライフスタイルに合わないものになってきます。 ならば家賃収入をアップさせるには新築に建て替えればいい、と単純に考えればそうなりますが、当然そこには建築コストの負担という問題が持ち上がってきます。 そこで、こうした課題を解決するために最近よく利用されるのが、リノベーションという手法です。リノベーションとは、中古住宅の基本構造はそのままに機能や性能をまったく新しくする工事のことです。新築よりも低コストで、新築並みの価値を賃貸物件に与えることができるようになります。

中古住宅の改修にはリフォームという方法が別にありますが、リノベーションはリフォームよりもさらに大規模な施工を伴うものをいいます。オーナーのプラン次第で、非常に自由度の高い利用が可能です。たとえば2DKや3DKなどの一般的な住戸の室内の仕切り壁をすべて取り払って大きなワンルームに改造したり、逆にこれまでの住戸をさらに細かく仕切って部屋数を増やす代わり、共同の食堂やシャワールームなどを新たに設けてシェアハウス風にするといった工事が代表的な例として挙げられます。 さらには、元はオフィスビルとして使われていた物件をリノベーションして賃貸に転用するといった利用方法もあります。立地はもとより、天井高や窓の大きさなどが通常の住宅とはまったく違った特色ある賃貸物件になります。